その2「恐縮です」
「恐縮です」の意味は、「相手に迷惑をかけたり、相手から厚意を受けたりして申訳なく思うこと。」です。「恐縮です」も「痛み入ります」も、厚意に対し申し訳なく思うという点で類似しています。
「恐縮です」と「痛み入ります」との間で異なる点は、「恐縮です」の方が口語的で、かつフランクな印象を与えやすいというところです。「痛み入ります」はビジネスメールなどのかしこまった場面でも使うことができますが、「恐縮です」ではそれは一般的ではありません。
その3「忝うございます」
「忝うございます」は「かたじけのうございます」と読みます。「忝い」の第一義は「高貴なものが、いやしいものに接していることがもったいない。おそれ多い。恐縮だ。申しわけない。」です。「恐れ多い」という意味が含まれているというところが「痛み入ります」と類似しています。
「痛み入ります」と「忝うございます」で異なる点は、「忝うございます」の方が丁寧であるというところです。「忝い」という言葉が、下賤のものが高貴なものに対して使う言葉なので、「痛み入ります」よりも自分を下げて相手を立てる役目が強いと言うことができるでしょう。ただ、その分使う場面に気を付けないと皮肉にとられてしまいます。
「痛み入ります」の対義語は?
ここでは、「痛み入ります」の対義語を見ていきましょう。「痛み入ります」は「恐縮する」という意味の言葉なので、対義語としては「申し訳なく思わない」「何も感じない」といったニュアンスのものが適切でしょう。
その1「無関心」
「無関心」は「気にかけないこと。興味がないこと。」という意味です。「痛み入ります」が相手の厚意に感じ入っているのに対し、「無関心」は相手の行動そのものに興味を示さないため、相手のすることに何かを感じるということがありません。
「無感動」もそういった意味では「無関心」と類似していますね。
その2「当然」
「当然」は、「その事柄が、どう考えてもそうあるべきであること。そうであることが、なんら疑問の余地のないこと。あたりまえであること。また、そのさま。」という意味です。「痛み入ります」が、相手の行動に感謝の意を示し、また申し訳ないとさえ感じるのに対し、「当然」は相手の行動が当たり前とするため、感謝も申し訳なさもないと言えるでしょう。
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