
その1「Congratulations」
「Congratulations」で「謹んでお慶び申し上げます」という意味になります。お祝いの言葉としてよく用いられる名詞。「Congratulation」の複数形ですね。「Congratulations on your promotion and transfer to the sales office in Tokyo」で「東京営業所へのご栄転、お慶び申し上げます」となりますよ。
その2「I am happy to do」
「I am happy to do」で「喜んで…いたします」という意味。「I’m happy to do it(喜んでいたします)」はビジネスにおいてよく使用するフレーズですので覚えておきましょう。また、「I am happy to thank you for your continued prosperity」で「今後とも変わらぬご繁栄を賜りますようお願い申し上げます」、「A happy New Year to you!」で「恭賀新年」を意味しますよ。
「お慶び申し上げます」を使いこなそう
この記事では「お慶び申し上げます」の意味・使い方・類語などを説明しました。
「お慶び申し上げます」は「およろこびを申し上げること」。官位に叙せられた者が参内して御礼を申し上げることです。ここで「喜ぶ」という漢字は使いません。なぜなら意味が異なるからです。「喜ぶ」は「うれしがる」場合に使いますよ。
また、余談になりますが敬語の使用法について忠告をひとつ。特に女性に多いのですが、上品に装いたいという心理が働いてか「お」の使いすぎが時々問題になります。「この頃、お肉がお付きになって」や「最近、お皮膚が荒れていらして」など。これらは不自然な言い方です。むやみやたらに「お」を付ければ良いというもではありませんよ。気を付けましょう。