「お慶び申し上げます」の使い方・例文
「お慶び申し上げます」の使い方について例文を挙げて解説していきます。この言葉は、たとえば以下のように用いられますよ。
1.拝啓 陽春の候、貴社ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
2.年賀状には「謹んで新春のお慶びを申し上げます」と書いてあった。
3.ご結婚おめでとうございます。新生活の門出を心からお慶び申し上げます。
例文1-3は俗に言う「慶賀のあいさつ言葉」です。時候の挨拶ともいいますが、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。これらにはさまざまなバリエーションがあり、「繁栄・盛業」を祝福する言葉を盛り込みますよ。
言い換え例としては「貴社いよいよご隆盛の由、大慶に存じます」「貴下、一層ご発展との趣、何よりと存じ上げます」などが挙げられます。慶賀のあいさつには日ごろのお付き合いに感謝する言葉を必ず述べるようにしましょう。
その1「慶祝の至りに存じます」
「慶祝の至りに存じます」は「けいしゅくのいたりにぞんじます」と読みます。よろこび祝う意味。「慶祝行事」「慶祝市制百周年」などと使われますよ。「お慶び申し上げます」との違いはあまり一般的ではないという点でしょう。
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