
その2「合理的」
「合理的」は「道理や論理にかなっているさま」という意味の言葉です。また、論理的とのニュアンスの違いとして「目的を達成する上で、無駄なく能率的である」という意味合いがあります。
今までの前例にとらわれることなく、合理的な判断を心掛ける。
「ロジカル」の対義語は?
次に、ロジカルの対義語にはどんな言葉があるか考えてみましょう。以下で具体的に見ていきますね。
その1「滅茶苦茶」
「滅茶苦茶」は「まったく筋道が通らない」という意味を持つ言葉です。「滅茶」と「苦茶」は同じ語源であり、「お客さんにちゃんとお茶を出さないこと」から筋道が通っていない、とんでもないなどの意味になりました。
その2「支離滅裂」
「支離滅列」は「物事に一貫性がなく、ばらばらで、まとまりのないこと」という意味の言葉です。滅茶苦茶同様に「支離」と「滅裂」はどちらも同じ「ばらばらである」という意味を持ちます。この2つの言葉が合わさったことで「支離滅裂」は「まとまりがない」という意味になりました。
その3「感情的」
感情的は「理性を失って感情をむきだしにするさま」という意味です。感情が高ぶるとどうしても視野が狭くなり、個人の偏った意見が強く出るので、客観的な考え方が難しくなります。頭に血が上ってしまうと、なかなか冷静に物事を考えられなくなりますよね。このような点から見ても、感情的はロジカルの対義語になることがわかります。
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