この言葉の代表的な英訳は「rude」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。
個別指導塾の元講師で、受験生の指導経験が豊富なライターさとみあゆを呼んです。一緒に「礼儀知らず」の英訳や使い方を見ていきます。
ライター/さとみあゆ
個別指導塾で多くの受験生を指導してきた経験を持つ。そのノウハウを駆使し、受験生だけでなく社会人にも「使える英語」を伝授する。
「礼儀知らず」の意味と使い方は?
普段、何気なく使っている「礼儀知らず」という言葉ですが、少し批判的なニュアンスがありますね。それでは、「礼儀知らず」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。
「礼儀知らず」の意味
「礼儀知らず」には、次のような意味があります。
礼儀作法を心得ていないこと。また、そのさまや人。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「礼儀知らず」
「礼儀知らず」の使い方・例文
「礼儀知らず」の「知らず」とは、「知る」の未然形に打消しの「ず」を付けたものです。つまり「礼儀を知らない」「礼儀を気にしない」という意味。「礼儀」とは、社会において秩序を保つための行動ですが、その行動には敬意が含まれています。
次に「礼儀知らず」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.上司からのメールに返信しないなんて、あいつは礼儀知らずだ。
2.そんな服装で面接を受けると、礼儀知らずだと思われるよ。
3.礼儀知らずだと言われないためにも、敬語ぐらいは使えるようになった方がいい。
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