
端的に言えばベネフィットの意味は「利益」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
情報誌系のライターを7年経験したgotanを呼んです。一緒に「ベネフィット」の意味や例文、類語などを見ていきます。
ライター/gotan
ライター歴7年のgotanが、ささいな言葉の意味について悩んだ経験から言葉にこだわるようになった。そんなgotanが「ベネフィット」について解説する。
「ベネフィット」の意味や語源・使い方まとめ

ベネフィットというのは、一般社会でもよく利用されている単語です。特に利益を追求する会社の中では当たり前のように使われていますから、しっかりとその英語の意味を知っておく必要があるでしょう。概要的な意味は「利益」ですが、それ以外にも意味があるようですから覚えておくと便利ですし語彙力が高められます。それでは早速「ベネフィット」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。
「ベネフィット」の意味は?
「ベネフィット」には、次のような意味があります。
利益。恩恵。また、慈善事業。ベネフィットコンサート。
出典:Goo辞書
その他、利益の意味だけに限定しているわけでなく、人や社会が幸せになるための「便益」や「恩恵」、そして社会的に役立つような行動である「援助」や「手助け」という意味で利用されている使いどころの多い単語です。また、慈善事業や福祉活動もベネフィットの意味になります。
一般的にビジネスシーンなどで利用する場合、やはり会社、個人、会員たちが受ける「利益」や「恩恵」といった意味でよく使われるのが現状です。また、ビジネスでは商品を購買する場合、それを買った人がどのような変化があったのかを示します。たとえば、その商品を購買した人が、いかに満足したかを示す意味でも利用することが可能ですから、便利な単語といえるでしょう。
ただ、社会的には人を幸福にする活動といった意味でも多く利用されていて、「人を幸せにする活動」というニュアンスで利用されているようです。
「ベネフィット」の語源は?
次に「ベネフィット」の語源を確認しておきましょう。
ベネフィットの語源のひとつは、中世フランス語の「bienfaire」という「良いことを行う」と対訳できるでしょう。また、「申し分なく」の意味を持つ「bene」と表示し、「する/作る」の意味を持つ「facio」と対訳します。
「良い行い」の意から、現在の「benefit」の「利益/ためになる」に対訳しました。
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