端的に言えば「拝受」の意味は「受けることの謙譲語」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
ライターのflickerを呼んです。一緒に「拝受」の意味や例文、類語などを見ていきます。
ライター/flicker
仕事柄、言葉からひらめきをもらうことがよくある。「なるほど。そういうことか!」と言葉への知識・関心がさらに一層広がるように、さらに編プロでの編集経験を活かし理解しやすい精確な解説を心掛ける。
「拝受」の意味は?
「拝受」には、次のような意味があります。
〘名〙 受けることをへりくだっていう語。つつしんで受けること。ありがたく頂戴すること。〔文明本節用集(室町中)〕
出典: コトバンク
「拝受」は受けること、受け取ることの謙譲表現。自分が人から命令などを受けたり品物を受け取ったりすることにおいて、その相手を高め、自分を相対的に低めて表現します。手紙や話の相手から受け取る場合に用いて、その二人称者を高めることが多いのですが、第三者から受け取る場合にも用いますよ。
「拝受」の語源は?
次に「拝受」の語源を確認しておきましょう。
まずは「拝」の成り立ちについてご紹介しましょう。「拝」は手を表す「てへん」と並べて平らにする意味の音を示す「ハイ」とを合わせた字。両手を並べそろえて前に差し出すことが敬う動作であることから「おがむ」「おじぎをする」意味を表します。
また「拝」は神仏などをおがむ意から、上体をかがめて敬意を表す意や、謙譲語として自分の動作を表す言葉につけて、相手に敬意を表すなどの意味が生じました。へりくだってすることを表す言葉にはたいてい「拝」が頭に付きますよ。「拝謁」「拝聴」「拝読」など。
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