「凡庸」の対義語は?
「凡庸」の対義語には「偉大」「非凡」「稀有」「逸材」などがあります。詳しく見ていきましょう。
「偉大」
「偉大」は「いだい」と読み、「すぐれて立派なこと。大きく立派なこと。」という意味つ言葉です。「偉大」は「優れいてること」という意味のある「偉」と、「大きい」という意味のある「大」の2つの漢字から成り立っており、「大きく優れる」という意味から転じて「優れて立派」となりました。
使い方としては人や物事などに利用され、例えば「偉大な人物」「偉大な功績」の意味は、「大きく立派な人」や「大きく優れた功績」となります。
「凡庸」の英訳は?
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「凡庸」の英訳は「mediocre」です。また、似ている英語に「average」があります。下記の例文や解説を見て、使い方や違いを確認しましょう。
1.Our teacher is a person who has only mediocre talent. So no one respects him.
(私たちの先生は秀でた才のない平凡な人なので、彼を尊敬する人はいない。)
2.The movie was not good, it was not bad, it was just mediocre.
(その映画は良くなかった。面白くなく、ありふれて退屈な作品だった。)
「mediocre」
「mediocre」は「並の、平凡な、劣った、二流の」という意味のある形容詞です。すこしけなすようなニュアンスがあるので「凡庸」と使い方も類似していると言えるでしょう。また「並の・平凡な」には「average」という英単語が存在します。「average」は客観的な平均で、スコアのような意味合いです。「mediocre」が平凡より少し劣った、などけなす意味があるので、使い分けをしっかりしましょう。下記に例文を用意しましたので、利用方法を確認してくださいね。
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