その1「take A into account」
勘案の英語表現は「take A into account」です。Aの部分に、勘案する際に必要な事柄の単語が入ります。
その2「consider」
「consider」も勘案を表現することのできる英単語です。consider は think よりもじっくりと考えるというニュアンスがあるため、勘案する、考慮するという意味になります。
最後に、それぞれの英語の例文を一つずつご紹介して、今回の勘案についての解説を終わりにしますね。
I take many conditions into account when making a decision.
(決断するときには、いろいろな条件を勘案します。)
All things considered, the plan is difficult to realise.
(すべての点から勘案すると, その計画の実現は難しい。)
「勘案」を使いこなそう
この記事では「勘案」の意味・使い方・類語などを説明しました。
勘案は「複数の事柄を参考にして、深く考える」という意味を持ち、ビジネスシーンなどで使われることがわかりましたね。日常会話ではあまり使われませんが、かしこまった場面などで好んで使用するビジネスパーソンもいます。
ただし、場面や相手によって「勘案」だと堅過ぎると感じる場合は、「深く考える」などと言い換えてみても良いでしょう。
今回説明したように類義語もいくつかあるので、ニュアンスの違いをしっかりと理解して、「勘案」を使いこなしましょう。