
「ほっこり」を使いこなそう
この記事では「ほっこり」の意味・使い方・類語などを説明しました。
「ほっこり」は、「暖かなさま」を表す言葉です。江戸時代の書物にも登場していますが、当時は「ふくよかなさま」「つやがあって鮮やかなさま」「ふかしたさつま芋」といった意味でも使われていました。しかし現在その意味で使われることはほとんどありません。また、関西地方の方言では、地方によって「非常に疲れたさま」「退屈なさま」「うんざりしたさま」とそれぞれ違った意味を持っています。「ほっこり」は、時代と共に変化し、その守備範囲を広げ、現在では「暖かくてほっとする」「癒される」「心が和む」といった意味で使われることが多くなっているのです。
時代や地域によって違いがあることを楽しみつつ、ほっこりとした気持ちで使ってみたい言葉ですね。