
「ほっこり」の使い方・例文
「ほっこり」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.祝日特典のクーポンを使った温泉旅行でほっこりできました。
2.居酒屋で、新潟県魚沼産のコシヒカリと大将おすすめの海鮮料理のランチがおいしくてほっこりしました。
3.姪っ子の自慢話がかわいらしくてほっこりしました。
例文を3つ挙げてみました。一つ目は、忙しい日常から逃れ、しかもお得なクーポンを利用して旅行に出るだけでもうきうきするところを、温かい温泉につかって心も体も癒された、和らいだ気持ちが伝わってきます。
二つ目は、新潟県出身の方でしょうか。ふと入った居酒屋で懐かしい故郷のお米が食べられて懐かしい気持ちになったこと、おすすめしてくださった温かい料理で心も体も満たされたことが表現されていますね。
三つ目、幼い子供が背伸びしながら話している内容に思わず笑みがこぼれるような、愛おしい暖かい気持ちになったことがよくわかる表現です。その方の表情まで浮かんできそうですね。
その1「ほかほか」
「ほかほか」は「心地よい暖かさを感じるさま」を表します。適度な暖かさや、ほどよく湯気の立つような温かさを表現する言葉です。「歩いたら体がほかほかと暖かくなった」といったように使われますね。「心がほかほかする」とも使われますが、「ほっこり」のように「癒し」の意味は含みません。また、「ほっこり」の方はその語感のやわらかさからほんのりとした雰囲気を感じることができるでしょう。
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