
この言葉の代表的な英訳は「not necessarily」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。
アメリカの州立大学を卒業したライターりおを呼んです。一緒に「というわけではない」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/りお
アメリカの州立大学を卒業し、演劇で様々な英語表現を学んだ。アメリカでは小学生の特別支援の先生も経験し、英語だけでなく、教育上での英会話手話の基礎も経験。
「というわけではない」の意味と使い方は?
それでは、「というわけではない」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。
「というわけではない」の意味
「というわけではない」には、次のような意味があります。
1「わけではない」は、必然の否定を表わし、ある事実を知った聞き手がそのように推論するだろうと話し手が想像し、その推論を否定する言い方である。このほかに、極端な例をあげて否定し、現実がそれよりも程度の軽い、対応しやすい状況であることを表わす用法(「海外に行くといっても留学するわけではないのだから、簡単な会話ができれば大丈夫だよ」)、「ないわけではない」の形で、ある程度はそうであるが、と消極的に肯定する用法(「この高校でも留年する生徒がいないわけではないが、毎年ほんの数人だ」)がある。
出典:goo辞書
「というわけではない」の使い方・例文
次に「というわけではない」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1. フリーランスになってお仕事をしても、常に得意分野だけを依頼してもらえるというわけではない。
2. 人気ブロガーは毎日楽しそうな部分だけを上手にブログを書いているだけで、必ずしもみんなが毎日楽しんでいるというわけではない。
3. 世界では一部差別をする人がいるけど、全員が外国人を嫌いというわけではない。
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