国語言葉の意味

「確信犯」の意味や使い方は?例文や類語を現役文学部生ライターがわかりやすく解説!

この記事では「確信犯」について解説する。

端的に言えば確信犯の意味は「犯人の思想や信条に則って正しいと信じられてなされる犯罪」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

日本語学を学び学習ライターを経験したfleurを呼んです。一緒に「確信犯」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/fleur

小学校の頃の趣味は広辞苑を読むこと。日本語学を専攻し、出版社で校正を担当した経験も活かしわかりやすい日本語解説記事を発信する。

「確信犯」の意味や語源・使い方まとめ

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「確信犯」は日常会話にもときどき登場しますよね。しかし、実は本来とは異なる用法で使用されていることが多い言葉です。なんとなくで使っていたという方も、この機会に正しい意味を覚えて使えるようにしましょう。

それでは早速「確信犯」の意味や語源・使い方を見ていきます。

「確信犯」の意味は?

「確信犯」には、次のような意味があります。

1 道徳的、宗教的または政治的信念に基づき、本人が悪いことでないと確信してなされる犯罪。思想犯・政治犯・国事犯など。

2 《1から転じて》悪いことだとわかっていながら行われた犯罪や行為。また、その行為を行った人。「違法コピーを行っている大多数の利用者が確信犯だといえる」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「確信犯」

このように、「確信犯」は元々は「犯人が本人の様々な思想に則り、悪事ではないと認識、確信した上で行う犯罪そのもの」のことを指す言葉です。

しかし、現在では2のように真逆の意味で用いられたり、犯人のことを指して使われたりすることが増えています。犯罪そのものを指すのにも関わらず、犯人を指して使われるのは「指名手配犯」などの似ている語との混同から始まったようです。

誤用が広まった結果広く許容され、誤用ではないとする場合もありますが本来と全く異なる使われ方をしているということは知っておきたいですね。辞書などでも「俗に用いられる際の」意味として書かれています。

\次のページで「「確信犯」の使い方・例文」を解説!/

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