その2「失礼」
「失礼」は「不躾」と同じ意味ではありませんが、類語になりますよ。「失礼」とは「礼儀に反するふるまいをすること。失敬。無礼。」の意。「無作法」に近い意味合いがあり、相手に対して礼を欠くような振る舞いをしたときなどに「失礼しました」と使ったり、先に退出する際に「お先に失礼します」など、挨拶としても使う事ができますよ。
「不躾」の対義語は?
「不躾」の反対の意味を持つ言葉が、どんなものがあるでしょうか。
「礼儀正しい」
「不躾」の「礼儀がない・無作法」と反対の意味には「礼儀正しい」がぴったりでしょう。「礼儀正しい」とは、「礼儀をわきまえていて態度がきちんとしているさま」を表しますよ。
似た言葉で「折り目正しい」という言葉もあります。この言葉は「着物の折り目が正しく付いていることで、着物の良さがより強調されて綺麗に見える」という意味がありますよ。どちらの言葉も「礼儀・礼節をわきまえる」ことの大切さがよく表れていますね。
その1「impoliteness」
「impoliteness」には「失礼・失敬・不躾」といった意味があるので、「不躾」の英単語は「impoliteness」になります。ただし、どちらかというと「不躾」よりも「失礼」のニュアンスが強いので、例文で見ていきましょう。
「I can’t stand his impoliteness.」
(彼の無礼さは我慢できない。)
「You should apologine the impoliteness.」
(あなたは失礼を詫びるべきです。)
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