「整合性」の使い方・例文
「整合性」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
・調査結果とそこから導かれる提案に整合性があってこそ信頼できる企画が完成する。
・あの部下の言い分はどうも整合性に欠けるから、顧客に謝罪の意図が伝わらないのではないか。
このように「整合性」は、「ある、なし」や「取る、持たせる、欠ける」といった言葉とともに使われることが多くなっています。
また、使役の形で「整合性を持たせる」という場合もありますよ。
「一貫性(いっかんせい)」
始めから終わりまで、同じ一つの考えによって行われることをいいます。
「整合性」と同じく「ある、なし」などをつけて用いますが、同じ物事や人物について時の経過による変化がない様子をいうのが「一貫性」。この点で、複数の物事に矛盾がない様子をいう「整合性」と異なります。
なお、併せて四字熟語の「首尾一貫」も押さえておきましょう。「首尾」は始めと終わりのことで、「一貫性」と同様、始めから終わりまで筋が通っていることを表しています。
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