国語言葉の意味

「居士」の意味や使い方は?例文や類語を日本語研究家が解説!

「居士」の使い方・例文

「居士」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

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1.戒名の位号は信士より居士の方が位が高い。
2.幼い子供には居士という位号を付けないことが多い。
3.浄土真宗では居士という位号はつかない。

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いずれの例文も「居士」に関する説明的な文がならびました。そもそも「居士」は戒名を構成する「位号」と呼ばれる称号の1つです。

例文1で示したように、「居士」のほかには男子だと「信士」、女子だと「大姉」、「信女」などがあり、いずれの位号も生前に果たした社会的功績や菩提寺への貢献(仏道の修行)等が反映されます。

例文2で示したように、位号には男女のほかに年齢による違いがあり注意が必要です。このあたりの詳細については後述します。

なお、例文の3にあるように、日本の仏教には大陸から入ってきた年代によって天台宗や浄土宗などの宗派があり、位号の付き方に宗派によって違いがありますのでこちらも注意が必要です。

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戒名とは厳密にいえば院号の後に来る2文字の漢字で構成されている名前のことを指す。院号や位号は位に差があるが、戒名は誰であっても平等に2文字が授けられるという考え方があるようだ。

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「居士」の類義語は?違いは?

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前述のように「居士」は、戒名を構成する「位号」の1つです。「位号」の種類について紹介する前にまずは一般的な戒名の構成について確認しましょう。

宗派によって差多少の差はありますが、一般的な戒名というと「AA院BBCC居士」のような字の並びになっていることが多いです。この場合CCの部分が狭義の戒名であり、AA院の部分を「院号」、BBの部分を「道号」、そして「居士」とした部分を「位号」と言います。

天台宗や真言宗、浄土宗ではこのパターンが多いですが、曹洞宗や臨済宗などの禅宗では院号がつかない場合もあるようです。また、例文でも挙げましたが浄土真宗ではそもそも戒名とは呼ばず「法名」と言い、位号はつきません。

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位号のいろいろ

位号は性別、年齢によって種類があります。整理をしてみていきましょう。

男子に授けられる位号は位の高い順に「居士」、「信士」、さらに高い位の位号として「院居士」という特別な位号もあります。

女子に授けられる位号は位の高い順に「大姉」、「信女」、さらに高位の位号として「院大姉」があるのは男子の場合と同様です。

若くして幼くして仏様になってしまう場合も悲しいことですが、ありますね。未成年の位号というものがあります。宗派によって多少のバリエーションはあるようですが、未成年の場合、男子は「童子」、女子は「童女」、幼児の場合「孩子(がいじ)」・「孩女(がいにょ)」、赤ん坊の場合「嬰子(えいじ)・嬰女(えいにょ)」という位号が一般的です。

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