その2「said+名詞」
「said」とは、sayの過去分詞系で「前記の」という意味を持っています。そのため「said」と名詞を組み合わせる事で、「前述した~」という意味になり、「当該」と同じ意味になるのです。「しかし、「said+名詞」といった表現方法は、公的な文章などで使われるため、日常会話ではあまり使いません。
during the said period.(当該期間中に)
period necessary for a person who filed said application to change the content of said application(当該申請をした者が当該申請の内容を変更するために要する期間)
「当該」を使いこなそう
この記事では「当該」の意味・使い方・類語などを説明しました。「当該」とは「いま話題になっている事柄に直接関係するもの」という意味。「この」「その」などのように連体詞として使い、「当該〇〇」といった形で用いられます。類義語は「該当」「相当」「本」「当」などと、少し多いですが、きちんと覚える事によって表現の幅が広がるでしょう。
ビジネスシーンや書類などが使う事が多い言葉でもあります。「当該」の意味と用法を正しく理解し、ビジネスシーンでもワンランク上の表現が出来るようになりましょう。