国語言葉の意味

「当該」の意味や使い方は?例文や類語を読書家Webライターが解説!

1.当該年度の売上は、前年比120%となった。
2.当該生徒は、今は自宅で療養中です。
3.この施設を管理する者は、当該施設の利用者を増やす活動も行うものとする。 

例文1の「当該年度の売上」という使い方は、「その年の売上」という意味での使い方です。その年の売上は、前の年と比較して120%になったという意味になります。この文の前で、誰かが触れた年度に関しての売上を説明している文章です。

例文2の「当該生徒」という使い方は、テレビのニュースや新聞などで見た事があるのではないでしょうか。その生徒は自宅で安静に過ごしていますという意味です。この文の前では「生徒」に注目しなくてはならないことが説明されているでしょう。

例文3の「当該施設」とは、「この施設」という意味での使い方です。「当該施設」の前には「この施設を管理する者」とあるので、「この施設」を指しており、管理する者は施設の利用者を増やす活動も行うものとするという意味になります。

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これまでの意味、例文を見てみると「当該」を「この」「その」などのように連体詞として使われている事が分かるな。連体詞とは、後ろに「当該〇〇」と名詞が繋がる言葉の事だ。例文を見てみても、今話題にしているものにを指す言葉だから、何か話題があったうえで使う。「この」「その」のように、会話の最初や分の初めに使うと、何を表しているか分からなくなるため、注意が必要だ。

「当該」の類義語は?違いは?

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「当該」の類義語には「該当」「相当」「本」「当」が挙げられます。それぞれ意味や使い方について詳しく見ていきましょう。

その1「該当」

「該当」とは、「一定の資格・条件にあてはまること」という意味です。「当該」と意味はそこまで大きく変わりませんが、「当該」は主に名詞の前に置く連体詞で、「該当」は「該当」の後に動作を表す「する」を付けて使用していきます。「該当した人」「〇〇に該当している」といった使い方です。

その2「相当」

「相当」とは「その程度・地位などに応じていること。あてはまること」という意味です。「当該」は指示語の役割をもっており、「相当」は指示語の役割を持っていないという違いがあります。

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