「蟄居」
「蟄居」の読み方は「ちっきょ」です。「蟄居」とは虫が冬眠するように地中にこもることを言いますが、転じて、家の中に引きこもると言う意味で使われます。また、江戸時代には、武士の謹慎の刑罰のことを「蟄居」と言ったそうです。「遊山」が余暇を使って遊びに出ることですから、家に引きこもると言う「蟄居」は対義語に近いと考えられますね。
日常会話ではあまり使われませんが、「蟄居閉門」「蟄居屏息」(どちらも家にこもり静かにしていると言う意味)などの四字熟語にも使われ、江戸時代を背景にした文学などでは使われますから覚えておくと良いでしょう。
それでは、「蟄居」の使い方も実際の例文で確かめてみましょう。
グルメサイトからデリバリーを頼めるので、編集作業に追われて自宅に蟄居している間も困らなかった。
「遊山」を使いこなそう
この記事では「遊山」の意味・使い方・類語などを説明しました。現在は「旅行」や「観光」と言う言葉が主に使われますが、「遊山」や「物見遊山」も風流な言葉として色々なところに使われています。旅行の記録のタイトルなど、日常でも使えるところは多いと思いますから積極的に使ってみてくださいね。
また、「遊山」は「ゆうざん」や「ゆうさん」と読み間違えられることが大変多い言葉ですから、しっかり覚えておいてくださいね。