「華奢」の使い方・例文
それでは華奢の例文を見ていきましょう。
1.私の彼女は華奢で綺麗で、守りたくなる。
2.あの男性は筋肉がなくて、頼りなく見える。
3.彼の遊び方は派手で、華奢である。
上記の例文には2つのポイントがあります。1つ目は、男性を「華奢」と表現する場合と女性を「華奢」と表現する場合で受け取りての印象が変わってしまうことです。男性を「華奢」と表現する場合、体つきが弱々しく、小柄で肩幅が狭かったり頼りない印象となります。一方女性を「華奢」と表現する場合には、その女性の魅力を表現する言葉に。このように、からだの特徴としての華奢は男性と女性でニュアンスが異なることが分かりますよね。
2つめのポイントは、「華奢(かしゃ)」という意味での利用法です。私たちは普段「華奢(きゃしゃ)」という意味で「華奢」を使うことが多いですが、誰かの行動や振る舞いを評価する際には「華奢(かしゃ)」を使うことが適切となります。どっちがどっちがわからなくなった場合は、行動への評価が「華奢(かしゃ)」見た目が「華奢(きゃしゃ)」と覚えておくと良いでしょう。
「華奢」の類義語は?違いは?
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「華奢(きゃしゃ)」の類義語には、「か細い」「脆弱」「細い」などがあり、「華奢(かしゃ)」の対義語には「贅沢」「栄華」「冨裕」などがあります。
その1.「細い」
華奢(きゃしゃ)にはか細く弱々しい様といった意味があります。「細い女性」と「華奢な女性」だと、意味は近くなりますが、「華奢な女性」と表現すると、ただ細いだけでなく、女性として守りたくなるような印象を与えることが可能です。スレンダーな女性を表現する際は「華奢な女性」と表現する方が適切に褒めることができるので、覚えておきましょう。
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