3.からだ全体で水や栄養を吸収する
陸上の植物であれば、水分や栄養分の多くを根から吸収しますが、藻類ではからだ全体で水や栄養を吸収します。
さきほど「仮根」という言葉が出てきましたが、仮根は基本的に体を固定するための構造であり、生存に必要な水や栄養の大部分を吸収する陸上植物の”根”とは、やはり異なるものなのです。
代表的なソウ類のグループ
では、ソウ類の中に含まれる生物のより細かなグループ(分類群)のうち、代表的なものをピックアップしてご紹介しましょう。よく知られるものは、種名も覚えておくのがオススメです。
褐藻
褐色(茶色に近い色)のものが多く、ワカメやコンブのような大型の海藻をふくむのが褐藻(かっそう)のグループです。英語ではBrown algaeといいます。
褐藻の色は、このグループがクロロフィルに加え、フコキンサンチンという光合成色素をもっているためです。このフコキサンチンの色が褐色であるため、藻体も褐色が強くなります。
ほかにも、ヒジキやモズク、アカモクなど、食用にされる海藻がいくつも含まれますね。
紅藻
紅藻(こうそう)は、赤色をしたソウ類が多く含まれるグループです。
こちらもやはり、もっている光合成色素(フィコエリスリン)によって藻体が赤色っぽくなります。英語でもズバリRed algaeですが、個体によっては茶色っぽく、色だけでは褐藻と間違えてしまいそうなものもいるのでご注意を。
藻体のスケールも、比較的大型になるものから単細胞性のものまで様々です。
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