国語言葉の意味

「隘路」の意味や使い方は?例文や類語を文系大学院生が解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「隘路」について解説する。

端的に言えば隘路の意味は「狭くて通行困難な道」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

哲学、思想、政治に強い文系大学院生を呼んだ。一緒に「隘路」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/南原眞一

法学研究科にて哲学、思想、政治を学んでいる現役文系大学院生。本来の専門は20世紀辺りのドイツ政治思想。大衆に訴えかける能力があると指導教授に言われた筆致で言葉を丁寧に解説していく。

「隘路」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「隘路」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「隘路」の意味は?

「隘路」には、次のような意味があります。

1 狭くて通行の困難な道。

2 物事を進める上で妨げとなるものや条件。支障。難点。ネック。「予算枠が隘路となって計画が中断した」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「隘路」

隘路の読み方は「あいろ」です。一度は皆さんも聞いたことがある熟語かもしれませんが、隘の漢字の意味まで知っている人は少ないでしょう。この機会に、隘の漢字の意味や隘路の用法などを深堀りしていきましょう。

「隘路」の語源は?

次に「隘路」の語源を確認しておきましょう。ルネ・デカルトの「困難は分割せよ」とのアドバイスに則って、まずは「隘路」を分けて考えてみましょう。

「隘」は音読すれば「あい」となりますが、訓読みすれば「せま(い)」となります。普通、街路が「せまい」は「狭い」という漢字があてがわれますが「隘い」というふうに表現できることも覚えておきましょう。また、「隘」の意味は「道や土地などが塞がって細いこと」です。

「路」は音読みすれば「」ですが、訓読みすれば「みち」あるいは「」となります。意味は四つあって、一つは通り道、二つは旅費を意味する「路銀」で見られるような旅行の意味、三つは「理路」などに見られる筋道の意味、四つは「要路」に見られるような重要な道あるいは地位の意味です。

つまり、隘路は、狭いみちを意味している表現しています。

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