「糾弾」の使い方・例文
「糾弾」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.大臣は女性差別発言を理由に国会で強く糾弾された。
2.企業の個人情報漏洩はマスコミや市民に糾弾された。
3.山田議員の選挙資金における不正行為はマスコミや大衆からの厳しい糾弾を受けることとなった。
4.アメリカで起きたテロ攻撃について、私たちは強く糾弾する。
「糾弾」は、「糾弾する」や「糾弾される」という形で、「発言や出来事を罪悪として責め立てる・非難するとき」に使用する言葉です。
例文1では「女性差別発言」が、例文2では「個人情報漏洩」が、例文3では「選挙資金における不正行為」が、例文4では「テロ攻撃」が罪悪として非難の対象となっています。このように罪悪となる具体的な非難の対象となる発言や出来事が存在しない場合は、「糾弾」は使用できないので気をつけましょう。
また「糾弾」は、大勢の人が1人やある集団を問いただして非難するときに使用されることが多く、先生が学生を咎める場合や、上司が部下を咎める場合など一対一の場面ではあまり使われません。この4つの例文でも、非難している人は1人ではなくて大勢というニュアンスが出ていますよね。
その1「非難」
「非難」は「人の欠点や過失などを取り上げて責めること」という意味を持つ言葉で、「糾弾」とよく似た表現です。
「非難」と「糾弾」の違いは、「非難」の方がより広く一般的な意味でも使える点ですね。たとえば、「非難」では、「社長の過失に対する無責任な態度は世間の非難を浴びた」では「無責任な態度」が責める対象となっています。
具体的な発言や出来事を罪悪として責める場合だけでなく、相手の欠点や良くない部分を責める際にも使用できるのが「非難」です。
※つまり「糾弾」を「非難」に言い換えることは可能ですが、「非難」を「糾弾」に言い換えることは可能な場合と不可能な場合があります。
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