国語言葉の意味

「憚られる」の意味や使い方は?例文や類語、気をつけたい用法を元予備校校舎長が解説!

「憚られる」の使い方・例文

「憚られる」は使える場面が限定される言葉です。例文を使って、どんな場面がふさわしいのか見ていきましょう。

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1.社長に私が申し上げるのも憚られるのですが、一言よろしいですか。
2.ご足労をお願いし憚られるのですが、こちらまでおいでいただけますか?
3.大役にご指名いただき憚られますが、精一杯努めさせていただきます。
4.お客様の前でそんな態度をとるんじゃない、少しは憚りなさい!

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「憚られる」を使うシーンは主に4つあります。

1つ目は上司など目上の人に「意見」する場面です。部下の立場で上司に意見はしにくいものですよね。そんな時に、「私が申し上げるのも憚られるのですが」と導入として使ってみましょう。「大変恐縮ですが」というクッション言葉と同じように使えます。

2つ目は上司など目上の人に「お願い」するとき。「お忙しい折に憚られますが」と一言添えることで、遠慮がちな気持ちや謙虚な姿勢を言葉に込められますよ。

3つ目は自分の実力以上の仕事を引き受ける場面です。「光栄です・恐縮です」と、自分をへりくだらせながら嬉しい気持ちを伝えられます。「大役を任せてくれてありがとう」と感謝も感じられますね。

4つ目は目下の人や身内を叱るというケースです。お客様の前などで失礼な振る舞いをした際に「憚りなさい」と言うと「場をわきまえなさい」と注意している意味になります。

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「憚られる」は自分の行動や気持ちをへりくだったり、遠慮しつつ伝えるときに使える表現だ。少々古めかしく、フォーマルな印象が強いことばだから、同僚や仲間内で使うには違和感があるな。場面と相手を見極めて使っていこう。

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「憚られる」の類義語は?違いは?

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「憚られる」はクッション言葉として使われるだけあって、多くの似た意味を持つ言葉があります。代表的なものを2つ見てみましょう。

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その1「僭越ながら」

「僭越」の読み方は「せんえつ」です。「自分の身分や地位を越えて、出過ぎた事をすること。失礼な態度や行動」という意味があり、「僭越ながら」として「身の程をわきまえず、失礼だとは承知しながら」という意味で使います。「憚られる」と同じように目上の人に意見を言ったり、あるいは大勢の前で発言したりする際にもよく登場する表現です。

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