
「訴求」の使い方
「訴求」は以下のように使用します。
1.この企画のポイントは今までにない「訴求」の形です。
2.消費者に「訴求」できる商品開発ができなければ、いずれ会社の業績は悪化するだろう。
3.今の完成品の形で「訴求」可能かどうか、もう少し調べてみたい。
基本的には「訴求」する・できる・可能などの言葉が続きます。しかし、「訴求」という言葉はそれのみで使われるケースがそもそも少なく、他の単語を繋げて派生単語として使用される場合が多いです。
「訴求」が用いられる言葉とは?

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「訴求」は後に他の単語が続くケースが非常に多い言葉となります。ただし意味がバリエーションに富んでいるというわけではなく、ほぼ同様の意味を表す類義語が沢山あると捉えるのが正解です。
学んでいるだけではピンとこないかもしれませんが、実際に読み書きをすると、「訴求」だけで使用するより「訴求」を用いた単語の方が使い勝手が良いことがすぐにわかるでしょう。
その1:度合を表す「訴求力/訴求効果/訴求性」
そもそも「訴求」とは消費者の欲求に訴えかけて購入を促すという意味になります。しかしあくまで促すことであって、必ず購入させるといった強制力のようなものではなく、どちらかというと抽象的な消費者心理のことです。
そのためビジネス界では頻繁に「訴求力/訴求効果/訴求性」という言い方が使われています。これに「高い/低い」「強い/弱い」を続けることによって、購入を促す力の度合いを示せる表現となるわけです。3つ紹介しましたが、意味は全て同様に、「訴求できる力」を指しています。
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