国語言葉の意味

「及第点」の意味や使い方は?例文や類語、間違えやすい解釈などを元予備校校舎長がわかりやすく解説!

「及第点」の使い方・例文

使い方に配慮が必要な「及第点」は、例文を使って理解を深めていきましょう。たとえば以下のように用いられます。

1.今回の社会学の試験は、及第点だった。進級してからも頑張りたまえ。
2.英検の自己採点をしたら、及第点だった。二次試験に進めるだろうか。
3.先日の会議でのプレゼンは及第点をとれたな。次回も頼むぞ。
4.私の料理の腕前は、ホームパーティを開くには及第点だろう。

「及第点」を合格基準が明確か曖昧か、人に言われるか・自分で言うかという点で分類し、4つの例文を示しました。

例文1は「合格点が明確で・他人に言われた場合」です。大学の教授が学生に試験結果が「ギリギリ合格点だった」と伝えています。合格とはいえギリギリだったため、教授は次に向けて発破をかけているのですね。

例文2は「合格点が明確で・自分が言う場合」を示します。英検を受け、自己採点した結果は「及第点」、つまりギリギリ合格できそうだということが分かりますね。

例文3は「合格基準は曖昧・他人に言われた場合」です。ビジネスシーンではこの使い方が最も頻度高く登場します。上司は部下の仕事ぶりを日頃から見ていて、合格評価を出したということですね。

例文4は「合格基準は曖昧・自分で言う場合」です。ホームパーティを開くということは手料理をふるまうということですが、自分なりの基準で合格という判断だという意味を表します。

「及第点」の類義語は?違いは?

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「及第点」と同じ意味を持つ言葉には、どのようなものがあるでしょうか。見ていきましょう。

その1「合格点」

「及第点」と同じように熟語になっている類義語には「合格点」があります。「及第点」と同じように合格基準に達する点数と言う意味ですが、「及第点」にあるようなギリギリ・かろうじてといったニュアンスは「合格点」にはありません。むしろ合格を祝うポジティブな気持ちも込められる言葉なので、他人に対しても遠慮なく使えます。

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