「金字塔」の使い方・例文
「金字塔」の使い方を例文を使って見ていきましょう。
1.エジプトのピラミッドは4000年以上前に建てられた建造物で、日本ではピラミッドの事を「金字塔」と呼んでいたそうです。そこから「不滅の業績を打ち立てる」ことを「金字塔を打ち立てる」というようになりました。
2.イチロー選手が日米通算4,367安打を記録し、通算安打数で世界1位になりました。世界一の安打数を記録するという金字塔を打ち立てたことになります。イチロー選手は歴史に残る偉大な名選手です。
3.人気漫画が原作のアニメーション映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の興行収入が公開から73日で324億円となり、平成13年に公開された『千と千尋の神隠し』の316億円を抜き、歴代1位の興行収入となった。『鬼滅の刃』は国内映画の歴史に金字塔を打ち立てた。
1の例文は「金字塔」=「ピラミッド」の説明の例文となります。
2の例文は、世界的な野球選手、イチロー選手の例文です。イチロー選手はすでにプロ野球選手は引退されましたが、現代で「金字塔」という言葉が一番似合う人ではないでしょうか。まさに生きる金字塔ですね。
3の例文は「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の興行収入を扱った例文です。映画の放映時期がコロナ禍ということもあり、決して客足に恵まれてはいない状況でありながら、歴代1位の興行収入を叩きだし歴史を塗り替えるというのは誠に素晴らしいですね。
その1「偉業」
「金字塔」には「ピラミッド」という意味と「後世に永く残るすぐれた業績」「不滅の業績」という意味があります。「ピラミッド」には類義語はないので「不滅の業績」の類義語で考えてみましょう。
「後世に永く残るすぐれた業績」「不滅の業績」の類義語としては「偉業」が考えられますね。「偉業」とは偉大な事業や優れた業績」のこと。「金字塔」の方が「偉業」よりもすぐれた業績、特別感がでる言葉です。
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