
この言葉の代表的な英訳は「Great trees are good for nothing but shade.」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。
個別指導塾の元講師で、受験生の指導経験が豊富なライターさとみあゆを呼んです。一緒に「独活の大木」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/さとみあゆ
個別指導塾で多くの受験生を指導してきた経験を持つ。そのノウハウを駆使し、受験生だけでなく社会人にも「使える英語」を伝授する。
「独活の大木」の意味と使い方は?
「独活」は「ウド」と読みます。若いうちに摘んで、天ぷらなどにして食べるとおいしいですね。それでは、「独活の大木」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。
「独活の大木」の意味
「独活の大木」には、次のような意味があります。
《ウドの茎は木のように長くなるが、柔らかくて材としては使えないところから》からだばかり大きくて役に立たない人のたとえ。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「独活の大木」
「独活の大木」の使い方・例文
「独活」は若いうちは食用として使うことができますが、大きく育ってしまうと茎が柔らかいため木材としても使うことができません。そこから、見た目は大きくても役に立たないと言う意味で「独活の大木」という表現が使われています。
次に「独活の大木」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
1.体は大きいけどろくに仕事もしないなんて、独活の大木と言われても仕方ない。
2.彼は背が高い以外の取り柄がないので、独活の大木扱いされている。
3.独活の大木と言われないよう、一生懸命頑張ります。
\次のページで「「独活の大木」の英語での表現は?」を解説!/