
「受託」
「ご用命」には「注文する」という意味がありましたね。その「注文する」の対義する言葉として「仕事の注文などを受ける」=「受託」が当てはまりますよ。「受託」とは、「依頼された仕事を引き受ける」といった意味があります。ただし完成物や成果物を納品する義務はないので、あくまで「業務を引き受ける」の意味になりますね。「ご用命」は受ける内容に制限はないので、「受託」よりも幅広く使える言葉になってますよ。
「order」
「ご用命」の英訳は、「注文する」の英語表現の「order」で表現できますよ。前出の日本語例文を英訳してみたので見ていきましょう。
1.「Please order anytime if there is anything.」(何かございましたらいつでもご用命ください。)
2.「We accept orders for new products 24 hours a day.」(新商品のご用命は24時間承っております。)
3.「The item you ordered will be commecialized soon.」(ご用命いただきました件は間もなく商品化の予定です。)
例文1は、直訳すると「お役に立てる事があればいつでも言ってください」という意味になります。「there is anything~」が「何かあれば」という意味になりますよ。例文2は、「私達は新商品の注文を24時間いつでも受け付けます」の意味になります。「assept orders」が「注文を受入れる」に当たる言葉になりますね。例文3は、「あなたからの依頼の件(品)」という表現で「The item you ordered」と表していますよ。
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