国語言葉の意味

「架電」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

この記事では「架電(かでん)」について解説する。

端的に言えば架電の意味は「電話をかけること」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

国語力だけでこれまでの社会人生活を乗り切ってきたライター、ヤザワナオコに、「架電」の意味や例文、類語などを説明してもらおう。

ライター/ヤザワナオコ

コールセンターの電話応対指導やマナー講師、テレビ番組の字幕製作経験もあるライター、ヤザワナオコ。

勤務していたコールセンターでは普段から「架電」が普通に使われていたが、やはり初めは「家電?」と勘違いしたらしい。架電とはどんなシーンで使う言葉なのか解説してもらう。

「架電」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「架電」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「架電」の意味は?

「架電」には、次のような意味があります。

電話をかけること。電話すること。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

元は法律用語だったといわれる「架電」は、コールセンターや電話営業の多い会社など一部の企業や部署では頻繁に使われる言葉です。上司から突然、「例の架電の件はどうなった?」などと尋ねられて戸惑ったという経験談も。「先日の架電の件ですが」などと話を切り出すと、「先日お電話でお話した件ですが」というよりも手短に同じことを表せます

ただ、家庭や友人関係ではまず聞かないでしょうし、ビジネス用語として万人が使うというほどではありません。特に口頭で「架電」といわれても「家電?荷電?」など同音異義語が多いので混乱のもと。メールやメモ書きなど文書ならば漢字を見て分かりやすいでしょうが、耳で聞くと分かりづらい言葉の一例といえます。となれば安易に一般のお客様には使うのではなく、社内限定で使うなどの注意が必要です。あえて「架電」と使わなくても、「お電話」で十分代用ができますね。

「架電」の語源は?

次に「架電」の語源を確認しておきましょう。

元は相手に電話をして話すというよりも、「電話線を架ける」からできた言葉のようです。この漢字は「橋を架ける(かける)」という際も使うように空中にかけわたすこと。向こう側とこちら側をつなぐ意味があるのですね。

また、昔は急ぎの連絡手段の代表だった電報を打つことを「打電」というのに対して、電話をかけることを「架電」としたのが始まりだという説も。となるとそのうち「メールを送る」「SNSにアップする」などを簡潔に表す独特な単語も登場したら面白いですね。

\次のページで「「架電」の使い方・例文」を解説!/

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