国語言葉の意味

「きな臭い」の意味や使い方は?例文や類語を日本文学部卒Webライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「きな臭い」について解説する。

端的に言えばきな臭いの意味は「争いごとが起こりそうなこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

今回は日本文学部卒の現役WEBライター、ヒマワリを呼んだ。一緒に「きな臭い」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ヒマワリ

今回の記事を担当するのは、日本文学科卒で現役ライターのヒマワリ。専攻は近代文学だが、古典からマンガまで幅広く読んでいる。受験生家庭教師の経験を生かして、「きな臭い」についてわかりやすく丁寧に説明していく。

「きな臭い」の意味や語源・使い方まとめ

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「きな臭(くさ)い」は、比較的よく耳にする言葉ですが、使い方によって意味も変わりますから、どんな意味があるか覚えておきましょう。また、「きな臭い」の「きな」は、何のことなのでしょうか。それでは早速「きな臭い」の意味や語源・使い方を一緒に見ていきましょう。

「きな臭い」の意味は?

まず初めに、「きな臭い」の正確な意味を辞書からの引用で確かめてみましょう。「きな臭い」には、次のような意味があります。

1.紙やきれなどの焦げるにおいがするようだ。
2.対立関係にあるものの間に紛争が起こりそうな気配が感じられる様子だ。
3.不正事件があるのではないかと疑いの目を向けられる様子だ。

出典:新明解国語辞典(三省堂)「きな臭い」

上記の通り、「きな臭い」には三つの意味があります。一つめは、何かが燃えて焦げているようなにおい、と言う意味です。二つめに、争いごとが起こりそうな物騒な予感がする、と言う意味もあります。戦争や紛争が起こりそうな状態の時によく使われますね。三つめは、人やその行動が胡散臭く疑わしい、何か悪い裏があるのではないかと怪しむことです。現在では二つめと三つめの意味で使われることが多いでしょう。使い方によって意味が変わってきますから、三つとも覚えておきましょう。

「きな臭い」の語源は?

次に「きな臭い」の語源を確認しておきましょう。「きな臭い」の「きな」とは、いったい何のことかというと、実は「衣(きぬ)」のことではないかと考えられています。「衣」が燃えて焦げているような匂いがする、と言うことですね。そして、燃えて焦げていることから、火薬や硝煙が連想され、戦争や紛争などの気配を意味するようになったのだろうと推測されています。また、争いなどの悪いことが起きそうな雰囲気だと言う意味が転じて、不正事件など、怪しんで疑いの目を向ける様子にも使われるようになったと考えられているようです。

その他にも、「きな」は「木の」と言うことだと言う説もあります。こちらは木の焼け焦げるような臭い、と言うことですね。

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