

「インスパイア」は比較的知名度の高い言葉だ。だが、読むことは難なくできても、使うとなると自信がないという奴も多い。それは、「インスパイア」のことについてきっちりと理解していないからだ。
元建築系企業社員、現言葉大好きライターのsasaiを呼んだ。一緒に「インスパイア」の意味や語源、言い換えなどを見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。
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ライター/sasai
元会社員の現役フリーライター。言葉が好きで文章が好き。読むのも書くのも大好きで、海外小説からビジネス書まで何でも読む本の虫。こだわりをもって言葉の解説をしていく。
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感化、啓発、鼓舞、または奮い立たせたり、ひらめきや刺激を与えたりすること。
出典:Wikipedia「インスパイア 意味」
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主な意味としては、「ひらめきを与える」「考えの手掛かりとなる」ということになります。上記に「刺激を与える」とありますが、これももちろん精神的に・思想的に刺激を与えるという意味です。対象に触ったり叩いたりなど、物理的な刺激を与える行為は「インスパイア」とは表現しませんので、区別してください。
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「インスパイアされる」「インスパイアする」とはどういうこと?
「インスパイアする」というのは、自分がひらめきや刺激を与える側であるということ。「インスパイアされる」とは、自分がひらめきや刺激を与えられる側になっている、ということです。混同しがちなポイントの一つなので、読み書きの際はどちらがどちらに「インスパイア」しているのか、きちんと押さえた上で話を進めましょう。
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「インスパイア」の使い方
「インスパイア」の使用例としては、下記のとおりです。
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