

端的に言えばアーキテクチャの意味は「建築様式」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
塾講師歴5年のれお先生を呼んだ。一緒に「アーキテクチャ」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。
- 「アーキテクチャ」の意味・語源は?
- 「アーキテクチャ」の意味は?
- 「アーキテクチャ」の語源は?
- 「アーキテクチャ」の使い方
- ・建築業界での「アーキテクチャ」の使い方
- ・IT業界での「アーキテクチャ」の使い方
- 「ソフトウェアアーキテクチャ」
- 「エンタープライヤーアーキテクチャ」
- 「マイクロアーキテクチャ」
- ・自動車業界での「アーキテクチャ」使い方
- 「車両アーキテクチャ」
- 「E/Eアーキテクチャ」
- 「アーキテクチャ」の類義語は?違いは?
- 「プラットフォーム」
- 「アーキテクチャ」の対義語は?
- 「アーキテクチャ」の英訳は?
- 「architecture」
- 「アーキテクチャ」を使いこなそう
この記事の目次

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。
ライター/れお先生
教壇に立って、授業をすること5年。今も現役塾講師として、中学生・小学生を指導している。塾での経験を活かし、子供でも分かりやすい記事の作成を心がける。
「アーキテクチャ」の意味は?
「アーキテクチャ」には、次のような意味があります。
アーキテクチャー【architecture】
1 建築学。また、建築様式。
2 構造。構成。組織。
3 コンピューターの特性を決定するデータの形式やハードウエアの機能分担などを含めた、コンピューターシステムの基本構造。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「アーキテクチャ」
「アーキテクチャ」とは、元々は主に「建築業界」で使われており、建築様式や建物の構造、または建築学そのものを指す言葉でした。現在では、「IT業界」や「自動車業界」でも使われる言葉になっており、使われる業界によって多少のニュアンスは異なります。
「アーキテクチャ」の語源は?
次に「アーキテクチャ」の語源を確認しておきましょう。語源は古代ギリシア語の「アルキテクトーン」という言葉です。この言葉が、ラテン語、フランス語を経由し英語の「architecture(アーキテクチャ)」になりました。

アーキテクチャの意味にある建築様式とは、時代や地域などを特定できる特徴を持った建造物の様式や、対象物を特徴づける建築手法を指す。日本にある建築様式の例は、寝殿造りだ。平安時代に建てられた上品かつ繊細な建物で、特徴的な要素を多く持っているな。
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