この記事では「ノマド」について解説する。

端的に言えばノマドの意味は「遊牧民」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

国文学専攻の大学を卒業し、日本語教師の資格を持つasukaを呼んです。一緒に「ノマド」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/asuka

国文学専攻の大学を卒業。日本文学や日本語学を学ぶうちに、言葉が持つ意味の奥深さに魅了され、在学中に日本語教師の養成講座を修了する。これまで学んだこと、経験を活かし丁寧に解説していく。

「ノマド」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

皆さんは「ノマド」という言葉を知っていますか?最近は働き方が多様になり、雑誌などで「ノマドワーカー」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれませんね。この記事では「ノマド」の意味について解説していきますので、一緒に言葉の意味を学びましょう!

「ノマド」の意味は?

「ノマド」と辞書を引いて調べると次のような表記がありました。

遊牧民。流浪の民。定住民に対していう。

出典:広辞苑 第六版(岩波書店)「ノマド」

「ノマド」とは「遊牧民」を意味する言葉です。「ノマド」と聞いて思いつくものはありますか?私は「ノマド」と聞くと「ノマドワーク」を思いつきます。「ノマドワーク」とはパソコンやタブレット端末機を使用し、カフェやコワーキングスペースなど特定の場所に拠点を置かずインターネット環境がある場所で仕事をする人々のこと。こうした「ノマドワーカー」を連想すると「ノマド」という言葉が「遊牧民」という意味を持つこともすぐ結びつきやすいですね。

「ノマド」の語源は?

image by iStockphoto

次に「ノマド」の語源を確認しておきましょう。「ノマド」とはフランス語で「遊牧民」や「放浪者」を意味する「Nomade」に由来します。英語では「Nomad」と表記される。「遊牧民」とは特定の場所を拠点に持たず、一年中移動しながら暮らす人々のことを言います。これが元となって、日本では「遊牧民」的な働き方をする人のことを「ノマド」ワーカーと呼ぶようになりました。日本で「ノマド」とは仕事のスタイルを表す時に使用される言葉として浸透しています。

\次のページで「「ノマド」の使い方・例文」を解説!/

「ノマド」の使い方・例文

ここまで「ノマド」の意味や語源を見てきました。続いて「ノマド」の使い方について例文を用いながら解説していきますので、更に言葉の意味について理解を深めましょう。

1.新型ウイルス感染症が世界的に流行し、職場でも感染のリスクがあることから、場所や時間にとらわれず働くノマドワーカー働き方に注目が集まっている。
2.ノマドワーカーがカフェを長時間使用することで周りに迷惑をかけてはいけない。
3.ノマドワークは現代社会で様々なストレスを抱える人の憧れとなっている。
4.副業でイラストレーターをしていたところ収入が増え生計を立てられるようになったので、独立しノマドワーカーとなった。

例文1は日本国内に限らず世界的に新型ウィルスによる感染症が流行し、人が集まるところでの感染が高いと言われていることから「場所や時間にとらわれず働ける」というノマドワークに注目が集まってると説明しています。会社員や特定の組織に属して働いている人は、時間や場所などが決まっているため自由に動くごとが難しいですよね。フリーに動けることが「ノマドワーク」のメリットと言えます。

例文2は「ノマドワーカー」という「遊牧民」のような働き方をする人がカフェを長時間使用して他のお客さんに迷惑をかけてはいけないということですね。確かにカフェはコーヒーなどを楽しめる飲食店なので、仕事で使用することは本来の目的とは言えません。食事も仕事も両方行える魅力的な場所ではありますが、使用時間には気を付けたいところです。

例文3は「ノマドワーカー」は現代で様々なストレスを受ける人の憧れと説明していますね。時代の移り変わりによって働き方も多様に変化してきました。最近では就職をせず最初から個人事業主となって働く人も少なくありません。そんな中「ノマド」のように働くことは若者に限定されることなく、世代や性別を問わず多くの人の憧れとなっていると言えますね。

例文4は「副業で生計が立てられるようになったので、ノマドワーカーになった」と言うことです。最近は自分の得意なことで収入を得るため副業を行う人も多く見受けられるようになりました。多くの副業が、特別なスキルを習得せずとも気軽に始められることが魅力的ですね。

「ノマド」の類義語は?違いは?

image by iStockphoto

ここまで「ノマド」について言葉の意味を例文を使用しながら説明してきました。続いて、類義語について一緒に確認しましょう。

「フリーランス」

「フリーランス」とは「企業などに属すことなく個人で仕事を請け負う」ことを意味する言葉です。フリーランスで働く職種はイラストレーターやホームページやウェブサイトを作成するウェブデザイナー、ライターやエンジニアなどが挙げられますね。「フリーランス」は時間や場所が限定されていない、ノマドワーカーと非常に類似していると言えます。

\次のページで「「個人事業主」」を解説!/

「個人事業主」

「個人事業主」とは「法人を設立せずに個人で事業を営んでいる人」のことを表す言葉です。簡単に言うと「自営業」を営んでいる人のことですね。株式会社などの法人を設立せずに「個人」として事業を行うので、時間や場所も自分で決めることができます。これも「ノマド」と意味が似ていますね。類義語と言えるでしょう。

「ノマド」の対義語は?

最後に「ノマド」の対義語について説明します。

「ノマド」に明確な対義語はありません。しかし「ノマドワーカー」と仕事スタイルに置き換えて「ノマド」の対義語を考えると、企業に勤める「会社員」国や地方自治体などの公共の仕事に従事する「公務員」などが対義語として挙げられるのではないでしょうか。

「ノマド」を使いこなそう

この記事では「ノマド」の意味・使い方・類語などを説明しました。「ノマド」の意味を理解することはできましたか。おさらいすると「ノマド」はフランス語で「遊牧民」という意味でしたね。また日本では「遊牧民」のような働き方をする人を「ノマドワーカー」といい「ノマド」という言葉が世間に浸透してきているということでした。これから新型ウイルスによる感染症流行が落ち着き、様々なところを旅行しながら仕事ができる「ノマド」のような働き方をすることができる日も訪れるかもしれません。この記事を通して皆さんに「ノマド」の意味が伝われば幸いです。

" /> 「ノマド」の意味や使い方は?例文や類語を国文学部卒Webライターがわかりやすく解説! – Study-Z
国語言葉の意味

「ノマド」の意味や使い方は?例文や類語を国文学部卒Webライターがわかりやすく解説!

この記事では「ノマド」について解説する。

端的に言えばノマドの意味は「遊牧民」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

国文学専攻の大学を卒業し、日本語教師の資格を持つasukaを呼んです。一緒に「ノマド」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/asuka

国文学専攻の大学を卒業。日本文学や日本語学を学ぶうちに、言葉が持つ意味の奥深さに魅了され、在学中に日本語教師の養成講座を修了する。これまで学んだこと、経験を活かし丁寧に解説していく。

「ノマド」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

皆さんは「ノマド」という言葉を知っていますか?最近は働き方が多様になり、雑誌などで「ノマドワーカー」という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれませんね。この記事では「ノマド」の意味について解説していきますので、一緒に言葉の意味を学びましょう!

「ノマド」の意味は?

「ノマド」と辞書を引いて調べると次のような表記がありました。

遊牧民。流浪の民。定住民に対していう。

出典:広辞苑 第六版(岩波書店)「ノマド」

「ノマド」とは「遊牧民」を意味する言葉です。「ノマド」と聞いて思いつくものはありますか?私は「ノマド」と聞くと「ノマドワーク」を思いつきます。「ノマドワーク」とはパソコンやタブレット端末機を使用し、カフェやコワーキングスペースなど特定の場所に拠点を置かずインターネット環境がある場所で仕事をする人々のこと。こうした「ノマドワーカー」を連想すると「ノマド」という言葉が「遊牧民」という意味を持つこともすぐ結びつきやすいですね。

「ノマド」の語源は?

image by iStockphoto

次に「ノマド」の語源を確認しておきましょう。「ノマド」とはフランス語で「遊牧民」や「放浪者」を意味する「Nomade」に由来します。英語では「Nomad」と表記される。「遊牧民」とは特定の場所を拠点に持たず、一年中移動しながら暮らす人々のことを言います。これが元となって、日本では「遊牧民」的な働き方をする人のことを「ノマド」ワーカーと呼ぶようになりました。日本で「ノマド」とは仕事のスタイルを表す時に使用される言葉として浸透しています。

\次のページで「「ノマド」の使い方・例文」を解説!/

次のページを読む
1 2 3
Share: