国語言葉の意味

「伺う」の意味や使い方は?例文や類語を日本語教師の大学院生が解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「伺う」について解説する。

端的に言えば伺うの意味は「聞く」「尋ねる」「訪れる」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

今回は、ロシアで2年間日本語教師として働いた大学院生の「むかいひろき」を呼んだ。一緒に「伺う」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

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ライター/むかいひろき

ロシアの大学で2年間日本語教師として働いた経験を持つ大学院生。その経験を活かし、「言葉」について分かりやすく解説していく。

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「伺う」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

それでは早速「伺う」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

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「伺う」の意味は?

「伺う」には、次のような意味があります。

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1.「聞く」の謙譲語。拝聴する。お聞きする。「おうわさはかねがね―・っております」
2.「尋ねる」「問う」の謙譲語。「この件について御意見をお―・いします」
3.「訪れる」「訪問する」の謙譲語。「明朝、こちらから―・います」
4.神仏の託宣を願う。「御神託を―・う」
5.《「御機嫌をうかがう」の意から》寄席などで、客に話をする。また、一般に、大ぜいの人に説明をする。「一席―・う」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「うかが・う〔うかがふ〕【伺う】」

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「伺う」は、「聞く」「尋ねる」「訪れる」の謙譲語です。最近では、特に3の「訪れる」の意味で使う人が多く、「聞く」や「尋ねる」の意味で使う人は減ってきているとされています。
4や5の意味で使うことは普段の日常生活ではあまりありません。

※同じ「うかがう」という読みで「窺う」という言葉があります。こちらは「覗き見る」や「密かに様子を探る」といった意味を持つ別の言葉です。

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「伺う」の語源は?

次に「伺う」の語源を確認しておきましょう。

古文では「密かに様子を探る」という意味を持った「窺う」が、「うかかう」という形で先に奈良時代ごろに登場しています。その後、鎌倉時代ごろまでに「窺う」から「尋ねる」や「聞く」という意味の謙譲語が派生しました。この派生した謙譲語こそが現在の「伺う」の祖先です。

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