この記事では「ウォシュレット」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「electronic toilet」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC915点で、海外経験も多いライターさくらを呼んです。一緒に「ウォシュレット」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/さくら

子供の頃から海外に興味を持ち、大学は英文科へ。留学、ワーキングホリデー、海外ボランティアなどを経験し、三ヶ国語を話す。日常で使う表現を得意とする。

「ウォシュレット」の意味と使い方は?

それでは、「ウォシュレット」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。

「ウォシュレット」の意味

「ウォシュレット」には、次のような意味があります。

1.温水洗浄装置や温風乾燥装置のついた便器。商標名。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「ウォシュレット」

「ウォシュレット」の使い方・例文

次に「ウォシュレット」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.ウォシュレットは日本では8割の家庭に普及している。
2.家の水周りをリフォームしてトイレをウォシュレットに変えた。
3.ウォシュレットは近年さらにハイテク化している。

\次のページで「「ウォシュレット」の英語での表現は?」を解説!/

「ウォシュレット」の英語での表現は?

image by iStockphoto

日本語の意味と使い方を復習したところで、いよいよ英語での表現を見ていきましょう。

ボックスティッシュのことをクリネックス、絆創膏のことをバンドエイドと呼びますね。ウォシュレットもこれらのように、代表的な商品の商標名が一般的に広く使われるようになった例のひとつです。しかし、クリネックスは英語で通じますが、ウォシュレットは英語で通じません

「ウォシュレット」の英語表現

英語でウォシュレットのことは「electronic toilet」や「bidet toilet」、「high-tech toilet」などといいます。「bidet」は元はフランス語のようですが、女性用の機能で日本語でも「ビデ」と表示されていることがありますね。

1.Electronic toilets are very common in Japan.
ウォシュレットは日本ではとても一般的だ。

2.I've never seen a bidet toilet in my country.
私の国ではウォシュレットを見たことがない。

3.It was hard to figure out how to use a high-tech toilet, there are so many buttons!
ウォシュレットの使い方を理解するのは難しかったよ、すごくたくさんボタンがあるんだもの。

「ウォシュレット」に関連した英語表現・フレーズは?

トイレに関連する英語表現をいくつか紹介しましょう。公共の場所にあるトイレには外国語表記がされていることも多いですが、「洋式トイレ」「トイレを流す」など英語で言えますか?

トイレに関する表現その1:洋式・和式

「洋式トイレ」は「Western style toilet」「和式トイレ」は「Japanese style toilet」といいます。欧米の人はしゃがむという動作が非常に苦手な人が多いようで、和式トイレは使えないという人が多いです。

\次のページで「トイレに関する表現その2:トイレを流す」を解説!/

1.Western style toilets are becoming more common in Japan.
日本では洋式トイレがより一般的になってきている。

2.I’m not able to use a Japanese style toilet. I can't squat.
私は和式トイレが使えない。しゃがむことができないから。

トイレに関する表現その2:トイレを流す

トイレを流すことは「flush」です。「flush」とは水などが勢いよくさっと流れることを言います。

ちなみに、ウォシュレットのボタンには「流す」のほかに「ビデ」「おしり」と書いてあることが多いですが、これらのボタンはアメリカでは「front(前)」と「rear(後ろ)」が一般的なようです。「おしり」とは書かないんですね。

1.Please press the button to flush the toilet.
トイレを流すにはボタンを押してください。

2.This toilet flushes automatically when you stand up.
このトイレは立ち上がると自動的に流れる。

トイレに関する表現その3:トイレの各部の呼び方

最後に、トイレにあるものの名称をいくつかまとめて紹介します。トイレの蓋は「rid」、便座は「toilet seat」、便器は「toilet bowl」です。個室は「compartment」といいます。

1.I forgot to lift the lid and sat on it instead of the toilet seat.
蓋を上げるのを忘れて便座ではなく蓋の上に座ってしまった。

2.Do not use this brush to clean the toilet bowl.
このブラシで便器を掃除しないでください。

3.Unfortunately, all the compartments were occupied.
生憎、個室は全て使用中だった。

\次のページで「「ウォシュレット」を英語で言ってみよう」を解説!/

「ウォシュレット」を英語で言ってみよう

この記事では「ウォシュレット」の英語での表現を説明しました。日本人は温水洗浄便座という名称よりもウォシュレットという呼び方の方が耳慣れていますよね。商標名だったとは知らなかった人も多いのではないでしょうか。海外では温水洗浄便座はあまりなく、日本に来てトイレの使い方に困ったという人も見かけます。ヨーロッパではビデを見たことはありますが、リモコンのボタンを押すのではなくホースのようなものの先についているレバーを引くタイプでした。ウォシュレットは便座も暖かくて快適なので、これから世界に普及していけば、「ウォシュレット(washlet)」が英語で通じる日も来るかもしれませんね。

英語の勉強には洋楽の和訳サイトもおすすめです。
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英訳英語

【英語】「ウォシュレット」の英語表現は?英訳や使い方・事例を専門家がわかりやすく解説!

この記事では「ウォシュレット」の英語表現について解説する。

この言葉の代表的な英訳は「electronic toilet」ですが、幅広い意味やニュアンスを理解すると英語でも使いこなせるシーンが増えるぞ。

TOEIC915点で、海外経験も多いライターさくらを呼んです。一緒に「ウォシュレット」の英訳や使い方を見ていきます。

ライター/さくら

子供の頃から海外に興味を持ち、大学は英文科へ。留学、ワーキングホリデー、海外ボランティアなどを経験し、三ヶ国語を話す。日常で使う表現を得意とする。

「ウォシュレット」の意味と使い方は?

それでは、「ウォシュレット」の意味と使い方をまずは見ていきましょう。

「ウォシュレット」の意味

「ウォシュレット」には、次のような意味があります。

1.温水洗浄装置や温風乾燥装置のついた便器。商標名。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「ウォシュレット」

「ウォシュレット」の使い方・例文

次に「ウォシュレット」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.ウォシュレットは日本では8割の家庭に普及している。
2.家の水周りをリフォームしてトイレをウォシュレットに変えた。
3.ウォシュレットは近年さらにハイテク化している。

\次のページで「「ウォシュレット」の英語での表現は?」を解説!/

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