
「金がものを言う」の英語での表現は?

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日本語の意味と使い方を復習したところで、いよいよ英語での表現を見ていきましょう。
慣用句「金がものを言う」を英訳するのは難しそうな印象ですね。しかし意外な感じがするかもしれませんが、日本語をそのまま英語にするだけで「金がものを言う」を表現することができます。
「金がものを言う」の英語表現
「金がものを言う」は、「Money talks.」で言い表すことができます。
「money」はお金、「talk」は「話す」「しゃべる」という意味があるのはご存じですね。しかし「talk」は口語表現として使うと「影響力がある」という意味にもなります。
つまり「Money talks.」は「お金は影響力がある」という意味から、「金がものを言う」と訳すことができるというわけです。
1.Unfortunately, money talks in my country.
残念ながら、私の国では金がものを言います。
2.The rich end up benefiting because money talks.
金がものを言うから、結局は金持ちが得をする。
3.He is desperate to save money because he thinks money talks.
彼は金がものを言うと思っているので、必死にお金を貯めている。
「Money talks.」と似たような英語表現・フレーズは?
最後に英語で使われる同じような意味を持つ表現を見ていきましょう。
「Money talks.」以外に、「お金がすべて」「世の中は金で回っている」という意味を持つ英語のことわざがもう一つあります。
似た表現「Money makes the world go round.」
「Money makes the world go round.」を用いても「金がものを言う」という意味を表すことができます。
「go round」は「回転する」という意味です。ここでは、「~させる」という意味の「make」と一緒に使うことで「回転させる」となり、「Money makes the world go round.」で「お金が世の中を回転させる」、つまり「世の中はお金で回っている」と言うような意味になります。
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