国語言葉の意味

「つつがなく」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

「滞りなく」

「滞りなく」は、「とどこおりなく」と読みます。「つつがなく」と同じ「滞りが無い」ことを表しますよ。「滞り」とは、「差し障り・停滞」といった意味なので差し障りなく、つまり「問題なく順調ですよ。」という意味ですね。

「つつがなく」との違いですが、「つつがなく」は「無事である・病気や災いなどがない状態」で使用する言葉に対し、「滞りなく」は、「物事が問題なく順調なさま」を表す言葉になります。ですので「問題が起こる前提で何事もなかった」なのか「トラブルの気配も一切なく順調に進んだ」なのかが、大きな違いと言えますよ。ご葬儀や大きな式典の時などに「式が滞りなく終了いたしました。」などと言いますよ。

「つつがなく」の対義語は?

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「つつがなく」の対義語は、何があるでしょうか。一緒に見ていきましょう。

「災難」

「つつがなく」には、正式な対義語は存在しません。「恙(つつが)」を否定しているので、「恙(つつが)」の意味が反対の言葉となりますね。

ですので強いて挙げるなら、「病気や災いが無いさま」の反対に意味で「災難」がふさわしいでしょう。

「つつがなく」の英訳は?

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次に「つつがなく」を英訳すると、どんな表現になるのでしょうか。

「without incident」

「つつがなく」を直訳すると「without incident」になります。「incident」には「災いや災難」といった意味があるので、「without(なし)」をつけて「災いなどがない」という英語表現になりますよ。

似た表現で「without a hitch」は「hitch」が「邪魔・邪魔者」といった意味があるので、どちらかと言うと「滞りなく」に近い英訳になりますね。

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「つつがなく」について詳しく見てきたが、やはり年配の方が手紙にしたためるという印象が強いせいか、「厳かで高貴な言葉」というイメージは変わらないな。相手の事を気遣う意味で使う時など、他では言い表せないような思いやりを感じるな。日本人ならではの謙虚さや慎ましさが、よく表現されている言葉だと思うぞ。気軽に使える言葉ではないが、こういった言葉を心から言える人でありたいな。

\次のページで「「つつがなく」を使いこなそう」を解説!/

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