国語言葉の意味

「情緒」の意味や使い方は?例文や類語を文学部卒の校正者兼ライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「情緒」について解説する。

端的に言えば情緒の意味は「一時的な心の動き」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

日本文学科出身で事務職を経て現在はライター業のかたわら校正もしているjasminを呼んだ。一緒に「情緒」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/jasmin

日本文学を専攻し事務職を経て現在は校正兼ライター。正しく美しい日本語を追求している。旅先で「情緒」に浸るのは好きだが、旅行に行けないのがさびしいそうだ。今回は「情緒」について紹介する。

「情緒」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 72638624

それでは早速「情緒」の意味や使い方を見ていきましょう。

「情緒」の意味は?

「情緒」には、次のように2つの意味があります。

《「じょうしょ」の慣用読み》

1.事に触れて起こるさまざまの微妙な感情。また、その感情を起こさせる特殊な雰囲気。「―豊かな作品」「異国のーがあふれる」「下町ー」
2.「⇒情動」に同じ。「ー不安定」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「じょう-ちょ」

「情緒」というと「異国情緒」や「情緒不安定」といった言葉をよく聞きますが、人間の外部の刺激に対する心の動きのことや、その感情を起こさせる独特な雰囲気のことを指しています。もうひとつの意味としては「情動」と同じく喜びや悲しみ、怒り、恐れなどの感情のことです。どちらも感情や心の機敏についての意味になります。

「情緒」は人間の心の動きである喜び、悲しみ、恐れ、怒りなどをまとめた言葉で、「感情」のほうが馴染みがあるかもしれませんが感情は「情緒」と同じように外界の刺激によって引き起こされることが特徴です。その「感情」が一時的に激しくなって現れるのが「情緒」になり、「感情」よりも「情緒」のほうが短時間で激しい心の動きを表わしています。

「情緒」の使い方・例文

「情緒」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

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