国語言葉の意味

「甚だしい」の意味や使い方は?例文や類語を日本語教師の大学院生が解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「甚だしい」について解説する。

端的に言えば甚だしいの意味は「度を越している」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

今回は、ロシアで2年間日本語教師として働いた大学院生の「むかいひろき」を呼んだ。一緒に「甚だしい」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ID: ↑パーツ内本文:76文字

ライター/むかいひろき

ロシアの大学で2年間日本語教師として働いた経験を持つ大学院生。その経験を活かし、「言葉」について分かりやすく解説していく。

ID: ↑パーツ内本文:61文字

「甚だしい」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

それでは早速「甚だしい」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

ID: ↑パーツ内本文:32文字

「甚だしい」の意味は?

「甚だしい」には、国語の辞書によると次のような意味があります。

ID: ↑パーツ内本文:31文字

普通の度合いをはるかに超えている。「―・い被害」「非常識も―・い」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「はなはだ‐し・い【甚だしい】」

ID: ↑パーツ内本文:66文字

「甚だしい」は「普通の程度をはるかに超えている」「普通よりはるかに」「度を越しているさま」といった意味を表す形容詞です。通常は「普通の程度よりはるかに悪い」という悪いニュアンスで使われます。

※「甚だしい」には悪いニュアンスがありますが、副詞の「甚だ」には悪いニュアンスはありません。
※「甚だし」という、「甚だしい」から派生した名詞も存在します。

ID: ↑パーツ内本文:175文字

「甚だしい」の語源は?

実は「甚だしい」のはっきりとした語源は分かっていません。ただ「はなはだし」という形で、すでに奈良時代の古文の中で現代語と同じ意味で使われていたことが確認されている言葉です。

奈良時代の『日本書紀』には「是に寒くして雷雨已甚(ハナハタシ)」という記述が見られます。これは、「雷が激しく鳴り、雨も激しく降っている」という意味です。

※「已甚」で「はなはたし」と読みますが、現代語では「已」の字は用いられません。

ID: ↑パーツ内本文:205文字
次のページを読む
1 2 3 4
Share: