国語言葉の意味

「概ね」の意味や使い方は?例文や類語を読書家Webライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「概ね」について解説する。

端的に言えば概ねの意味は「おおよそ」「大体」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

情報誌系のライターを10年経験した川瀬を呼んだ。一緒に「概ね」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/川瀬

幼少期から多種多様な本を与えられて育ち、分からない言葉があれば辞書で引く癖がついていた。本を読む度に、細やかで表現力豊かな美しい日本語に魅了される。これまでの読書量を活かし、丁寧に言葉の意味を解説していく。

「概ね」の意味や語源・使い方まとめ

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「○○について概ね承諾致しました」など、ビジネスシーンでよく聞いた事があると思います。では、この「概ね」という言葉がどの範囲を指しているのかご存じでしょうか?人によって指している範囲が大きく異なっている場合もあるので、正しい意味を理解しておくことが大切なのです。

それでは早速「概ね」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「概ね」の意味は?

「概ね」には、次のような意味があります。

1.だいたいの趣旨。あらまし。「―は了承した」
2.その状態が大部分を占めるさま。だいたい。おおよそ。「会員は―女性だ」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「概ね」

「概ね」は【おおむね】と読み、意味を大きく2つに分ける事が出来ます。1つ目は、「だいたいの趣旨」「物事の大部分」、2つ目は「だいたい」「おおよそ」などの意味。ビジネスシーンでは、まだ正確な数値や最終的な報告を出せない段階にある時、100%ではない状況の際に用いられる時があります。

「概ね」の語源は?

次に「概ね」の語源を確認していきましょう。「概ね」の語源ですが、非常に面白い語源になっています。そもそも、「概」という漢字は会意兼形声文字です。造字法の1つに会意兼形声文字というものがあり、会意文字と形声文字の作りを併せ持った漢字を指します。

「概」は会意文字であり、なかなか珍しい語源があるのです。「概」の木偏はその名の通り「木」であり、自然を意味しています。真ん中ですが、これは食事の際の食器を表しており、一番右はその食事で座っている人が顔を左に向けている様子を表しているのです。

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