国語言葉の意味

「顕著」の意味や使い方は?例文や類語を元予備校校長が解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「顕著」について解説する。

端的に言えば顕著の意味は「はっきりしている」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

大手大学受験予備校の校長など、教育業界での経験豊富なwebライターの「maruC」を呼んだ。一緒に「顕著」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

chihofuture1129

ライター/maruC

大手予備校で校長など教育業界での経験が豊富なwebライター。学生の小論文や社会人向けの履歴書の添削指導に定評があり、選考通過率に顕著に表れている。

「顕著」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

“顕”と“著”はそれぞれ「顕す」「著す」のようにあらわすという訓読みができる漢字です。同じ読み方をする漢字を並べた「顕著」という言葉には、どのような意味があるのでしょうか。

それでは早速「顕著」の意味や使い方を見ていきましょう。

「顕著」の意味は?

辞書によると、「顕著」には次のような意味があります。

際立って目につくさま。だれの目にも明らかなほどはっきりあらわれているさま。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「顕著」

あらわすという意味の漢字を重ねることでなる顕著という言葉ですが、それぞれの漢字の持つ意味をもう少し詳しく見ていきましょう。

“顕”という漢字は“露”という漢字と同義で「隠れておらずはっきりと見える」ということを表現しているものです。これに対して“著”は著しい(いちじるしい)という訓読みもありますが、これは「目立つ」という意味となります。

隠されることなく目立つようにあらわされている。すなわち上記の通りとてもはっきりしているという意味で用いられます。

「顕著」の使い方・例文

「顕著」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.地道な勉強の甲斐あって、営業成績は顕著に伸びていった。
2.前年からの大幅な問題傾向の変化による正答率の低下がデータに顕著に表れている。
3.二人の生徒の差は顕著であり、その要因は帰宅後の学習時間にあると思われる。

いずれの例文も成績やデータ、時間といった数値として目に見える形ではっきりと見て取ることができる。そうした意味で顕著という言葉が使われています。

例文1は上昇・増加が著しい、という文です。結果に結びつくのなら地道な努力にも注力できそうなものですが、こればかりはやってみないとわからないですよね…。

例文2は逆に低下がはっきり分かる、という文章です。「問題傾向の変化」と「正答率の低下」の因果関係が明らかだ、ということで顕著が用いられています。例文3はその逆で、開きがあるという事実が顕著でありその原因を推察する文が後に続いていますね。

以上のように、顕著は定量的なものを材料として論理的に説明する文章で頻繁に用いられることが多い“相性のいい”表現と言えるでしょう。

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