「結露」を防ぐには?対策はあるの?例題で考えよう!理科教員資格ありのライターがわかりやすく解説
2.結露が出来るメカニズム
2-1原因は水蒸気
2-2水はなぜ100℃で沸騰する?
2-3結露の発生原因
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2-4湿度100%を超えたら結露
3.除湿による結露対策
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特に冬場に窓ガラスにつく水滴「結露」。放置すると湿気がたまってカビが発生してアレルギーの原因になったり、壁にシミがつくなど建材を傷めたりする。この記事では「結露」を防ぐためにはどうすればよいか。理科教員免許を持ったライターR175と、まずは結露が発生するメカニズムとその対策について解説していこう。
ライター/R175
とある国立大の理系出身。理科の教員免許持ち。共通テストでも重視される「日常の身近な現象との関連性」を重視した解説を強みとする。
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結露は外気などによって冷えたグラスや窓ガラス・
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今、室温が20℃、湿度が60%としましょう。除湿機を使って湿度を下げ、結露が発生しないようにしたい。外気温が5℃の時、湿度を何%以下にすればよいか。ただし、窓ガラス及び窓ガラス近辺の空気は外気温と同じ5℃まで冷やされるものとします。20℃、5℃の飽和水蒸気量はそれぞれ17.2g/m3、6.8g/m3を用いましょう。
題意より、空気が5℃に冷やされても湿度が100%
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0℃における飽和水蒸気量は4.9g/m3であり、この水蒸気量で湿度が60%になるときの温度が窓ガラスとカーテンの空間の温度です。グラフより約℃と求まりますね。
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熱伝導率λ、厚さをdの物体の両側の温度差がΔTの時の熱流速(
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カーテンの内外で温度差12℃であるため、上式にλ = 0.1 w/mK , d = 0.005 , ΔT = 12 を代入すると熱流束q = 240 W / m2と求まります。
カーテンの外側を問1の温度にし、カーテンに問2の熱の通過量があっても、
カーテンの外側の窓ガラスとの間の空間温度が0℃で室温が24℃の時、カーテ
温度差ΔTが24℃で、λは問2と同じ0.1 W/mK 、厚さdは未知数で、熱流束qが240W/m2なのでこれらを代入してdを求めるとd =10mmです。
結露は、温度が高い気体が急に冷やされると、気体として存在していた「水蒸気」の一部が液体として現れるもの。温度が低いほど、飽和水蒸気量が小さく、気体として存在できる「水」が少ないのです。
温度差が大きいほど飽和水蒸気量の差も大きいため結露が現れやすくなりますので、カーテン等で断熱し温かい空気と冷たい窓ガラスが直接当たらないようにすることで結露発生を低減できます。
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