A:会議の資料の1ページ目にコンテンツが示されていた。
B:私が最近とくにハマっているのは、この動画コンテンツです。
C:このサイトのコンテンツは良質で役に立つものばかりなので、気に入って利用している。
Aは「目次」の意味で使っています。BとCは「文書・音声・映像・ゲームソフトなどの個々の情報」を指していますね。
ちなみにAの例文のように目次をカタカナで「コンテンツ」と書いている書類はあまり見かけないかもしれません。英語資料には「contents」か「table of contents」と示されていることが多いでしょう。
ビジネス用語としての「コンテンツ」
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さて、ネットワーク社会の現在ではビジネス用語として「コンテンツ」はよく使われる言葉です。詳しく言うと「文字・音声・映像などを介して提供される創作物」という意味になります。ここではビジネス用語にしぼった「コンテンツ」について見ていきましょう。
「コンテンツ」の種類
コンテンツの種類にはさまざまなものがあります。ここでは代表的なものを3つご紹介しましょう。
まずはデジタルコンテンツ。これは、作品をデータ化したコンテンツで、特にキャラクターの個性が出てくるようなものを指します。例えば、映画・楽曲・アニメ・テレビ番組などです。テレビや雑誌などに対して使われることも多く、ネット主体の社会であってもそうした対象については未だに多く使用されています。
次にモバイルコンテンツ。携帯やスマートフォンから見ることができるものを指します。例えば、写真加工アプリ・スマホゲーム・地図アプリなどです。現在カタカナ語として使われるコンテンツを指す時に、もっとも多い対象がこのモバイルコンテンツでしょう。
そしてWebコンテンツ。インターネット上で公開されるものを指します。例えば、まとめサイト・ブログ・SNS・通販サイトなどですね。
「コンテンツ」を作るときに大切なこと
次に、ビジネスにおいてコンテンツを作るときに大切なことを考えてみましょう。ビジネスは需要する相手がいて成り立つものです。必要とされる性能の良いコンテンツを制作するためには、世の中の流れに敏感になってユーザーのニーズを把握し、ユーザーの役に立つことを重視しなければなりません。またオリジナルの価値を付け、高いクオリティを保つことも大切です。
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