理科生物

あなたはいくつ言える?「感覚器官」について現役講師がまとめます!

以上は、必ず覚えておいてほしい感覚器官なのですが…じつは、上記のもの以外にも感覚器官は存在します。三半規管筋紡錘腱器官を追加でご紹介しましょう。

三半規管

三半規管(さんはんきかん)は耳の奥にあるチューブ状の器官で、平衡感覚をつかさどります。内部にはリンパ液が満たされており、その動きによって体の回転や傾きを感じ取っているのです。

ぐるぐると回り続けた後に制止すると、いつまでも体が回転し続けたように感じるのは、体が止まってもリンパ液が動き続けていることによります。

筋紡錘

image by iStockphoto

筋紡錘(きんぼうすい)筋肉の”伸び”を検知する感覚器です。筋紡錘は骨格筋(錘外筋繊維)と並行して存在し、筋肉の伸長に応じて刺激をおくります。

筋紡錘によって筋肉ののび具合が伝えられることで、筋肉が伸び続けないように調節されるのです。

腱紡錘

腱の伸長を感じ取るのが腱紡錘(けんぼうすい)です。ゴルジ腱器官ともよばれます。

腱の内部に存在する腱紡錘の役割は、筋肉が縮みっぱなしにならないよう調節すること。筋肉が縮むことによって腱が伸びると、それが脊髄に刺激として送られ、筋肉を緩めるような刺激が返ってきます

腱紡錘がうまくはたらかなくなると、縮めた筋肉が戻らなくなってしまうのですが、これが「筋肉がつった状態」、「こむら返り」の原因の一つとなっているんです。

生物によっては、別の感覚器官をもつものも!

今回は、感覚器官について改めて整理してみました。中学校でも習う内容ですが、改めて考えてみると、生物はとてもたくさんの情報を受け取り、処理することで生きているのだと実感できます。

この記事で紹介したもの以外にも、ヒト以外の生物では、私たちがもっていないような感覚器官を備えた生物がいるのですが…皆さんはご存じですか?どんなものがあるか、ぜひ調べてみてください。

イラスト提供元:いらすとや

1 2 3 4
Share: