その2「正直」
「正直」は事実に対して正しく、嘘偽りがない良心に満ちたさまを表す言葉です。事実を隠し偽るのが「欺瞞」でしたから、事実ありのままである「正直は」反対の位置にある言葉だと言えます。
「deception」
「欺瞞」は英語で「deception」です。「deception」は名詞で、形容詞として「欺瞞的な」と言いたい場合は「deceptive」となります。
The politician deceived the people.
「その政治家は人々を欺瞞した」
The advertisement is deceptive.
「その広告は欺瞞的だ」
「欺瞞」を使いこなそう
この記事では「欺瞞」の意味・使い方・類語などを説明しました。
日常の場面で頻繁に登場する言葉ではないため、改めて正しい意味を知ったという人もいるのではないでしょうか。残念ながら世の中は「欺瞞」に満ちています。自分や大切な人が「欺瞞」の被害者にならないために、日ごろから「一度冷静になる」思考の癖をつけたいものです。
くれぐれも友人や同僚の冗談に「それは欺瞞に満ちている!」という使い方はしないでくださいね。