「アクティブ」ってどう使う?
「アクティブ」の使い方は以下です。
1.あの部活の「アクティブ」さは目を見張るものがある。
2.彼はいつも「アクティブ」な態度で、見習いたい。
3.「アクティブ」に仕事ができないようでは、この会社は難しい。
「アクティブ」は大抵の場合、良い態度として扱われる場合が多いです。言葉そのものに「正しい」などのニュアンスはありませんが、現実に使われるときは、少なからず「好ましい」という要素が入っているとみなしても良いでしょう。1の例文のようにグループに対して「アクティブ」を使用する際も、基本的には個人に使うときと同様に使用できます。
「アクティブ」は人間以外にも使える?
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「アクティブ」は「能動的である」という意味の言葉です。そのため個人やグループなど、人に関係のあることを話す際に使用されてきました。しかし年月を経る内に、「アクティブ」は人以外の物にも使われるようになります。具体的にどこでどのように使われるようになったのか見ていきましょう。
状態を表す「アクティブ」
「アクティブ」はしばしば、物や事象に対する状態を表すようになりました。元々「アクティブ」は「活動的だ」という意味の言葉です。これが転じて、その物が「まだ動いている」「現在活動中である」という状態を指して、「アクティブ」であるという言い回しをするようになっていきました。対して、人間に向かって状態を示す「アクティブ」はあまり使用されません。それぞれ適した場面で使用してください。
IT用語化が進む「アクティブ」
現在、状態を示す「アクティブ」は、特に機械や通信技術などにおいて頻繁に使用されています。「電源がついている」「使用可能である」という状態を示すのに、「アクティブ」という単語を使うのは、珍しいことではありません。本来人間に対するものだった言葉が、今は段々と形をかえてきているのです。
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