
「バイタリティ」の使い方
「バイタリティ」は以下のように使用します。
1.彼はとても「バイタリティ」にあふれる人だ。
2.今のあの人からは以前のような「バイタリティ」が感じられない。
3.「バイタリティ」に富む人の近くに居ると、自分も元気になれる。
「バイタリティ」は、特に人物に対してのステータスを表す言葉というイメージが根付いています。「生命力」という意味から考えると、動物など生物全般に対して使用しても間違いではありませんが、現実としてそのように使用しているケースは少ないでしょう。
「バイタリティ」が持つニュアンス

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「バイタリティ」は正確には「生命力」「活力」「困難を乗り越える力強さ」という意味です。これが転じて、「バイタリティ」に対し、「健康的である」「若々しい」というニュアンスをイメージしている人も居ます。正しいか正しくないかのどちらかで話をすると、正しいとは言えません。しかし実際に世の中では、イメージで言葉が使用されることもたびたびあります。相手の言う「バイタリティ」の意味を正確に受け取るためには、あまり正誤にこだわりすぎないことも大切です。
「バイタリティがある」は褒め言葉?
「バイタリティ」は人に対して使用される言葉ですが、貶し目的では通常使われません。もしも「あなたにはバイタリティがあるね」などと言われたら、褒められたとして受け取っておいて、間違いないでしょう。世の中には受け取り方によって、良い方にも悪い方にもなる言葉もたくさんありますが、「バイタリティ」に関してはその心配はほぼありません。
そのため実は、就職活動などの自己PRといった場面で「バイタリティ」は頼れる言葉です。「私はバイタリティあふれる人だ、とよく評価されます」と言うことができれば、きっと良いイメージアップになるでしょう。
ビジネスにおける「バイタリティ」
「バイタリティ」はビジネス界隈ではあまり使われない言葉です。しかし「生命力」という意味合いや「健康」などの言葉のイメージから、生命保険など健康に関する事業のキーワードになることもあります。健康に関わるビジネスも世の中には多いため、これからも商品名などにたびたび採用されていくでしょう。
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