国語言葉の意味

108の「煩悩」はただの欲望じゃない?本当の意味・種類・使い方を煩悩まみれのwebライターがわかりやすく解説!

煩悩を払うためにできること

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ここまでに、煩悩のアウトラインをはっきりさせるために諸々ご紹介してきました。しかし煩悩の意味が何かを求める方には、その克服に悩まれている方も多いはず。そこでこの記事の最後に、煩悩の克服について少し触れようと思います。

『無駄な刺激』で生まれる煩悩

現代は自分の生活範囲に対して情報が過剰にあふれています。そこには、SNSなどの普及で会ったこともない他者と自分の人生を比較したり、将来や社会に対して漠然と不安を感じたりする、『無駄な刺激』も豊富。現代に生きる人にとって、本質的には自分の人生にも生活にも関係のないこれらの『無駄な刺激』が煩悩を生み出してしまっています。

反応しない練習で煩悩を克服!

『無駄な刺激』による煩悩を克服するためには、そうした情報に反応しないことが特効薬。そうは言っても、悲しいニュースや人生が充実している(ように見える)他人のSNSに反応しないというのも、なかなか難しいもの。反応しないようになるためには、自分の心を整理することが大切とされています。それでは心の整理の実践は、どのようにすればいいのでしょうか?

反応しないための心構え

無駄な反応をなくすための心構えを4つ挙げます。1つ目は、一つのことに集中すること。やらなければならないことを、漫然と「あれもこれも」と意識し続けるのは疲れるものです。やることをリスト化して1つずつ着実にこなしていくと、「意外と忙しくないな」と気づくことも。

2つ目は過去のことにとらわれないこと。過去の記憶は今起きていることではありませんので、気にしすぎるのは禁物。

3つ目は苦手な人と対峙しているときなどに、自分の心の状態を意識すること。こうすることで、余計に緊張したり怒りを感じたりしなくなるものです。

4つ目は『無駄な刺激』に捉われそうなときに、体を動かすこと。頭を働かせることを一時停止して体を動かすことは、思考をリセットするのに役立ちます。

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煩悩克服のための具体的な手法を紹介してもらった。余計なことにいちいち反応しないってのは、簡単なようで難しい。しかし穏やかに構えて過ごすことは、とりもなおさず精神的に楽に生きる方法でもあるよな。ぜひ今日からでも実践していきたいもんだ。

煩悩克服の第一歩は自分を見つめなおすこと

この記事では「煩悩」について言葉の意味だけではなく、108の種別や煩悩にまみれないための手法なども加味して解説してきました。

煩悩は古くから仏教の経典に示されているものですが、現代においてもその意義は廃れていません。煩悩はいつの世でも人である限り、人生の課題としてつきまとうもののようです。『無駄な刺激』によって生み出される煩悩の克服は、私たちが自分らしい人生を歩むための試みにほかなりません。そしてそのための第一歩は、自分はなにが好きか・なにを大切にしたいのかを見つめなおし、勇気をもって余分なものを切り捨てることです。

この記事が煩悩の意味を知るためにとどまらず、あなたのなにか新しい一歩に寄与することを願います。

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