いずれも、見逃してはいけない重要な部分という意味合いになっています。スポーツでよく使用される言葉ですが、ビジネスにもしばしば登場する言葉です。
誤用に注意!勘違いされやすい「ハイライト」
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「ハイライト」は、非常に誤解されやすい言葉でもあります。本来「ハイライト」の意味はほぼ上記の2つに限定されますが、誤った使われ方をしている場合もよく見受けられるのです。代表的な例を見ていきましょう。
「ハイライト」と「ダイジェスト」ってどう違う?
「ハイライト」はよく「ダイジェスト」と混同されますが、それは誤解です。誤解の原因は、使われる場面や分野が非常に近いことにあります。双方、スポーツ番組やビジネスなどでよく使用されているため、似たような意味と思われがちなのです。
しかし、「ハイライト」はあくまで山場、佳境という意味を持っています。対して「ダイジェスト」は、あらすじ、短くまとめるという意味です。
「ハイライト」って色を示す言葉なんじゃ?
「ハイライト」は白い色、明るい色という誤認は多いです。ハイライトを入れる=白を入れるという意味、と思う人も居ますし、「ハイライト」カラー=薄い色と思う人も居ます。
しかし、あくまで「ハイライト」は光の加減を示す単語です。明るく見えれば白である必要はありませんし、「ハイライト」カラーというのは、部分的に「ハイライト」を持つ色という意味で、明るい色を指しているわけではありません。
「ハイライト」は強さを表す言葉?
「ハイライト」は強弱を表す言葉だという人も、しばしば見受けられます。
確かにグラフィックの分野などで、「ハイライト」が少し弱いね、という言い回しをすることもあるでしょう。しかし、「ハイライト」はあくまで明るさや、輝かしさに言及する言葉です。「強い」「最も」の部分だけが出てくることはないので、注意しましょう。
「ハイライト」の言い換え・対義語
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「ハイライト」は、類義語、対義語に面白味のある言葉です。とはいっても難しい言葉ではないので、順に見ていき理解を深めましょう。
意味が偏る「ハイライト」の類義語
ハイライトの類義語としては、以下のようなものがあります。
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